最高の家族旅行
仕事と家庭の両立にも慣れ日々過ぎていく中、長女からある提案がありました。その事が家族としてのあり方、仕事への取り組み方を改めて考えさせられるきっかけになりました。
その提案とは、義両親を含めた九州への家族旅行でした。しかし、現在同居している義父は健康人ですが90歳。義母は認知症で歩行も不安定な85歳。
行けるか?と思いながら家族に意見を聞くと、誰も反対する者はなく、旅行が好きだった義母は万歳して大喜び。「一緒、一緒」と喜ぶ義母の姿を見て、気持ちを固める事にしました。義父は、「皆に迷惑かける」と躊躇していましたが最終的には納得してくれ、総勢9人での旅行を決行することとなりました。
事前準備としてゆとりのあるスケジュールで、観光地の休憩所やトイレの場所確認。また、宿泊先近くの医療機関等を把握し、11月初旬、2泊3日の行程で長崎、福岡へ行ってきました。


旅行中は家族が交代で義父母に付き添い、怪我させない!迷子にさせない!を合言葉に非日常を体験してきました。おいしい物を食べ、風景一つ一つを指差して喜び、撮った写真を眺めては、「○○、○○、」と名前を言いながら顔を合わせている様子を見ると、「本当に、連れて来てあげてよかった。娘よ、ありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。


介護、看護する者が一人では思いつかなかったことも、人数がそろう事で楽しい経験や思い出を増やすこともできると感じました。
家族だからこそ一致団結できて、声をかけなくても自然に皆が協力できる。そして、最後まで笑顔でいれたこと。こんな旅行はもう経験できないかもしれないけど、最高の旅行になったのではないかと思います。
サ高住に入居されている方々も、当然高齢者で、ご病気をお持ちの方がほとんどです。しかし、非日常の体験や行事ごとなどを通じ、一つでも多くの楽しみや思い出作りをできるよう、看護師として、皆様の日頃の健康管理や疾病予防に努め、更なる快適生活を援助できるよう、努力していきたいと思います。




