働いて初めて、色々な人が関わりご入居者の生活を支えているのだと知った
岡山商科大学附属高校を卒業し、2021年度の新卒社員として入社した、アルファリビング岡山西川緑道公園 介護スタッフ 伊久 翔(これひさ かける)さんに、入社までの経緯、入社後の想いをうかがいました。
介護のやりがい、楽しさに惹かれた
うつのみや
これひささんが介護の仕事をしようと思ったきっかけを教えてください。
姉が介護の仕事をしていて、それがきっかけになったわけではないのですが、「介護」の仕事を身近に感じるきっかけにはなったと思います。
あと、近所のおばあちゃん達と仲良くしていて、高齢者の方ともっと触れ合っていけたらいいなという理想がありました。
あと、近所のおばあちゃん達と仲良くしていて、高齢者の方ともっと触れ合っていけたらいいなという理想がありました。
これひささん
就職活動を始める時、自分はやりたいことがそんなになくて・・・。
たまたま友達が「介護の仕事をやる」と言っていて、それが後押しになりました。
たまたま友達が「介護の仕事をやる」と言っていて、それが後押しになりました。
これひささん
うつのみや
ちなみに、小さい時の夢は何かありましたか。
小さい時から動物が好きで、動物の世話ができるペットショップやトリマーとか、そんな仕事がいいなと思っていたんですが、それは専門学校とか行って勉強しないと就職が難しそうで。
これひささん
僕は学校があまり好きではないので、進学ではなく就職することを選びました。(笑)
これひささん
うつのみや
それで介護の仕事を選んで就職活動を始めたんですね。
僕が3年生の時は、例年に比べて求人が少なくて。
介護関係の就職先を探していた時に、「あなぶき」という僕自身が知っている名前の会社を見つけ、少しでも知っている会社であれば安心して働くことができると感じました。
介護関係の就職先を探していた時に、「あなぶき」という僕自身が知っている名前の会社を見つけ、少しでも知っている会社であれば安心して働くことができると感じました。
これひささん
うつのみや
面接の前に施設の見学はできましたか?
コロナウイルス感染症の影響で施設見学はできなくて、オンラインで会社説明を受けました。
実際に施設の中を見ることができたのは入社してからです。
実際に施設の中を見ることができたのは入社してからです。
これひささん
うつのみや
オンラインの会社説明で仕事内容を聞いて、どう感じましたか。
ご入居者の生活や命に関わるので、油断できない仕事だなと思いました。
あとは、ご入居者と触れ合い楽しく過ごすことが仕事だと思っていて、それ以外にも色々な仕事が沢山あって大変だと思いました。
あとは、ご入居者と触れ合い楽しく過ごすことが仕事だと思っていて、それ以外にも色々な仕事が沢山あって大変だと思いました。
これひささん

うつのみや
大変だと感じても、迷わず介護の仕事に就こうと思えましたか?
大変なことよりも、介護の仕事のやりがいや楽しさを聞けたので「挑戦してみよう!」と思えました。
これひささん
うつのみや
ごめんなさい💦
私の勝手な偏見ですが・・・。
私の勝手な偏見ですが・・・。
うつのみや
これひささんって介護の仕事を選ばなさそうな雰囲気。
あー。(笑)
これひささん
それ、友達にもめっちゃ言われました。
これひささん
うつのみや
言われました?(笑)
言われました。
これひささん
うつのみや
そう言われてご自身はどう感じましたか。
自分では「そうかなぁ?」と不思議に思いました。
別に、向いてなくはないんかなーみたいな。
別に、向いてなくはないんかなーみたいな。
これひささん
うつのみや
確かに、話をしていたらそう感じなくはなっています。
うつのみや
入社するまでは、介護の仕事にはどんなイメージがありましたか。
楽しく触れ合って1日終わると思っていました。(笑)
これひささん
うつのみや
(笑)
うつのみや
レクリエーションなど一緒にして、楽しく過ごして終わるというようなイメージですか?
そうです、そうです。
おむつ交換とかはなんとなくわかっていましたが、入浴介助とか想像していませんでした。
おむつ交換とかはなんとなくわかっていましたが、入浴介助とか想像していませんでした。
これひささん
うつのみや
実際に働き始めて、いかがでしたか。
介護の仕事の大変さを理解できていなくて、働いてみて初めて、色々な人の関わりがないとできない仕事だと感じました。
これひささん
あと、ご入居者お一人おひとり違うので、関わり方が一つではないことも大変でした。
ご入居者の生活を支えるために、介護、看護スタッフはもちろんですが、事業所や医師、ご家族など色々な方が関わっていると感じました。
ご入居者の生活を支えるために、介護、看護スタッフはもちろんですが、事業所や医師、ご家族など色々な方が関わっていると感じました。
これひささん
「人の役に立ちたい」という思いさえあれば
うつのみや
入社が決まって、アルファリビング岡山西川緑道公園に初めて出社した日のことは覚えていますか?
心臓バクバクで。
これひささん
話すことが苦手だったので、緊張が勝ち過ぎました。
初日は先輩について回って、話を聞いて終わりました。
初日は先輩について回って、話を聞いて終わりました。
これひささん
うつのみや
心臓バクバクで緊張がとれたのはいつ頃でしたか。
入社して4~5日経って、レストランで配膳をし始めた頃にはご入居者とも話せるようになっていて、自然に緊張も取れたと思います。
これひささん
うつのみや
最初の頃はどんなことを教えてもらいましたか?
サービスについてはもちろんですが、言葉遣いと、声の大きさや話すスピードについても教えていただきました。
僕は早口で、敬語を使わずに友達感覚のような声掛けになるような場面があったので、自分のペースで話すのではなく、相手がわかるように聞き取りやすく話すよう言われました。
僕は早口で、敬語を使わずに友達感覚のような声掛けになるような場面があったので、自分のペースで話すのではなく、相手がわかるように聞き取りやすく話すよう言われました。
これひささん
コミュニケーションを取る上で大切なことだと感じました。
これひささん
うつのみや
今は意識して話せていますか?
早く直したくて意識はしてるんですが、なかなか直りません。
これひささん
うつのみや
入社して驚いたことは何ですか。
ご入居者が転倒した時、どうしたら良いかわからず戸惑いました。
すぐ先輩スタッフを呼びに行きましたが、何もできませんでした。
すぐ先輩スタッフを呼びに行きましたが、何もできませんでした。
これひささん
あと、介助一つを取ってみても先輩は手際が良いじゃないですか。
これひささん
最初、同行で先輩のやり方を見せていただいたんですが、「案外すぐ終わるんじゃないんかなーと」思っていたんです。
でも、実際自分がやってみたら慌てて、上手くできませんでした。
でも、実際自分がやってみたら慌てて、上手くできませんでした。
これひささん
うつのみや
今は上手くできるようになりましたか?
今は自分なりのやり方を見つけて、多分・・・できています。(笑)
これひささん
うつのみや
苦労したことや上手くいかなかったことはありますか。
ん―――――――。
これひささん
あ、誘導ですね。
ご入居者が嫌がられる時には無理に誘導はできないので、少し苦労します。
ご入居者が嫌がられる時には無理に誘導はできないので、少し苦労します。
これひささん
うつのみや
「嫌だ、行かない」と言われたらどうしているんですか。
強制するのではなく、ご入居者の気持ちを大切にして頑張って話を続けて、行っていただくようにします。
これひささん
うつのみや
落ち込んだこととか、悩んだことはありますか。
自分の行動で先輩に注意されたことは何が悪かったか考えるし、やらなければいけないことを忘れてると落ち込んだりしました。
これひささん
悩んでも、自分の行動を見直すことで改善できることは気持ちを切り替えて、明日から頑張ろうと思いました。
これひささん

うつのみや
ご自身の中で介護の仕事に向いていると思うところはありますか。
僕の親がいつも「若い同世代の人にモテるより、お年寄りに愛される人間が良い」と言っていて、小さい時から高齢者の方に関わることが多く、多分自然に話すこと、関わることができるようになったんじゃないかなと思います。
そういうところが向いてるかなと思います。
そういうところが向いてるかなと思います。
これひささん
うつのみや
では、入社した後も、ご入居者と何を話したらいいか困らなかったですか。
いや、最初は話すことすらできませんでした。
これひささん
うつのみや
えー!!
僕、めちゃ人見知りなんです。
人と話すことが苦手だったので、もう挨拶をするだけで精一杯で、最初は何を話していいかわかりませんでした。
人と話すことが苦手だったので、もう挨拶をするだけで精一杯で、最初は何を話していいかわかりませんでした。
これひささん
うつのみや
ひ、人見知り・・・なのですか??
初対面の人とか、そもそも入社式の前の研修で、同期の人と話すのももう恥ずかしくて。
これひささん
うつのみや
人見知りに見えなかった・・・(笑)
(笑)
これひささん
自分からは積極的に話しかけられないです。
相手から話しかけてきてくださったら話せるんですけど、自分から話しかけるのが苦手で・・・。
ご入居者とも顔を合わせて慣れることで、自然に話せるようになりました。
相手から話しかけてきてくださったら話せるんですけど、自分から話しかけるのが苦手で・・・。
ご入居者とも顔を合わせて慣れることで、自然に話せるようになりました。
これひささん
あとは先輩のおかげで話せるようになった部分も大きいです。
これひささん
うつのみや
その他に戸惑ったことはありましたか。
サービスシフトが入っていない時に、最初は何をしたらよいかがわからず、ずっと突っ立っていました。
何をしたらいいかがわからなくて、一番戸惑いました。
何をしたらいいかがわからなくて、一番戸惑いました。
これひささん
うつのみや
仕事をしながら初任者研修を取得されましたが、大変ではなかったですか?
授業の日に休みを合わせていただいたのでありがたかったです。
最初は、専門用語もなかなか理解できませんでした。
最初は、専門用語もなかなか理解できませんでした。
これひささん
授業の中で、「ご利用者の立場で話す」ということを学んだことが印象深かったです。
訪問介護の同行をしながら、授業で教わったことを先輩方にも質問し復習を繰り返しました。
訪問介護の同行をしながら、授業で教わったことを先輩方にも質問し復習を繰り返しました。
これひささん
うつのみや
実際に介護の仕事をしてみて、どんな方が向いている仕事だと思いますか。
高齢者の方が好きであることはもちろんですが、人の役に立ちたいと思っている方が向いているんじゃないかなと思います。
これひささん
うつのみや
嬉しかったこと、やりがいを感じた瞬間はどんな時ですか?
ご入居者や一緒に働くスタッフの助けになれていると実感できた時や、ご入居者に慕われていると思える瞬間にやりがいを感じます。
1日勤務をして、1日の仕事が終わるスピードが早く感じた時は嬉しいというか達成感があります。
1日勤務をして、1日の仕事が終わるスピードが早く感じた時は嬉しいというか達成感があります。
これひささん
うつのみや
最後に今後の目標を聞かせてください。
今は先輩に教えていただくことが多いですが、まずはやることを覚えて自分なりに全部身につけて、一通り一人でできるようになりたいです。
そして、ご入居者から「この人にお願いしたいな」と思われるスタッフになりたいです。
そして、ご入居者から「この人にお願いしたいな」と思われるスタッフになりたいです。
これひささん




