ご入居者の“やり残したこと”を叶える挑戦 -夢たま

会社・組織

2026.05.20 8views

今回は、「夢のたまごグランプリ2024」で見事、審査員特別賞を受賞したチーム名『なにげに』のわしおさん(アルファリビング吹田千里丘 受付事務スタッフ)にインタビュー!夢たまにエントリーした経緯や予選・本選発表までの準備、出場してみて思ったことなどをお伺いしました。

≪夢のたまごグランプリ(夢たま)とは…≫
2年に1度開催される、あなぶきグループ全体で取り組む新規事業の創出イベントです。個人でもグループでも、社外の法人・個人との共同参加も可能です。
予選・本選を勝ち抜くと、提案プロジェクトを再検証し、本格的に事業化することもあります。なお、あなぶきメディカルケアもAIM(夢たまの前身)から事業化した会社です。
2024年度開催の夢たまには、グループ全体で274チームが参画。あなぶきメディカルケアからは10チームがエントリーし、そのうち4チームが本選へ進出しました。

「もし自分が高齢になったら…」から生まれたアイデア

夢たまにエントリーしたきっかけは、ご入居者からの「お腹が空いた」という何気ないナースコールでした。「食事だけが楽しみ」というご入居者の様子を見て、「食べること以外にも楽しみを提供したい」と考えたことが、「夢たま」への挑戦につながりました。
「自分が高齢になったとき、何をしたいだろう?」
そう考えたときに思い浮かんだのは、「初恋の人に会ってみたい」という想いでした。
人生の中でやり残したことを叶えるサービスをビジネスにしたらどうだろう?私のようにやり残したことを心に秘めている人はいるのではないだろうか?日々そばで寄り添っている私たちであれば、その思いを叶えられるのではないか―。
このアイデアを事業化できないかと私の息子に話したところ、共感し、やってみようということに。異業種で働く息子と協力しながら、ビジネスプランを形にしていくことになりました。

“やりたい”だけじゃだめ、カタチにする難しさ

まずは想いを息子と共有するところからスタートし、その後、事業化に向けた具体的な検討を進めていきました。私がご入居者の課題や介護業界の実情を息子に伝え、ビジネスモデルの構築や収益設計については息子が担当するという役割分担で、プランを仕上げていきました。
特に難しかったのは、
・法律面や事業としての成立条件の整理
・旅行サービスとの違いの明確化
・「オーダーメイド」という価値の伝え方

「その人の人生に寄り添う体験」としてどのように形にするか。試行錯誤を重ねながら、具体化を進めていきました。

プレゼンで伝えた想い

発表では役割を分担し、細かいプラン面は息子が担当。私は「想い」を伝えることに集中しました。
限られた時間の中で、「ご入居者の夢を叶えたい」という気持ちをまっすぐに届けることを意識した結果、オンライン予選を通過し、決勝大会(高松)へ進出しました。

夢たまの審査員からは以下のようなコメントをいただきました。
「人生の最後にやり直したいこと」は、おそらく誰でもあると思います。それを叶えられるのは、日ごろから信頼関係を築けているあなぶきメディカルケアのスタッフにしかできないこと。高齢者の方は体の不調で不安に思っていたり、家族に遠慮してしまっていたりすると思います。それを介護・医療のプロの力で、最後の夢を実現できるのであればとても素晴らしいと思います。

決勝の舞台で感じたこと

あなぶきグループの各会社の社長や役員、外部の有識者の方々を前にしたプレゼンテーションということもあり、とても緊張しましたが、決勝大会は「とにかく楽しかった」の一言です。
28組それぞれが異なる発想で挑んでおり、多くの刺激と学びを得られる貴重な機会となりました。また、あなぶきグループにこのような場を与えてもらえたことにとても感謝しました。
さらに、離れて暮らしていた息子と協力して取り組み、家族としてのつながりを再び感じることができた点も、大きな収穫となりました。

この取り組みが目指す未来

本ビジネスプランは、ご入居者の「やりたいこと」「やり残したこと」を叶えるサービスです。その人らしい願いの実現を目指しています。
2025年秋には実証実験として、アルファリビング吹田千里丘のご入居者を京都へお連れしました。
「旅行が好きだったお父さん(ご入居者)に、もう一度家族旅行を楽しんでもらいたい」というご家族の想いを形にした取り組みでした。
当日は、ご入居者は普段より会話が増え、思い出話をされる場面も多く見られました。

ご本人とご家族のお力になることができ、夢たまに思い切って挑戦してよかったと思いました。

これから夢たまに挑戦する皆さんへ

最後に、これから「夢たま」に挑戦したい方へメッセージです。
ぜひ、皆さまも夢や想いをぜひ言葉にしてみてください。宝くじも、買わなければ当たらないように、やってみないと分からないこともあるかもしれません。日常の中でふと感じる「やってみたい」という気持ちの中に、何かのきっかけがあるように思います。日々の生活や業務の中での小さな気づきや想いを大切にしてみてくださいね。

【決勝進出4チーム】

審査員特別賞(森審査員)
・牡蠣っ子倶楽部『今までの終活にプラスアルファ』~あなぶきグループだからできる終活を~
審査員特別賞(池本審査員)
・なにげに『「楽しく!」「わくわく!」→楽わく!』

・チーム紺屋町『シニアの知恵が未来を創る新しい人材プログラム事業』
・プロジェクト2040『VRで認知症予防を変革し、介護離職を減らす。社員教育の革新と成長を支援できる未来へ』

この記事を書いた人

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投稿者:shinmyo(広報)

広報を担当しています! 日々、会社の魅力や働く人たちの想いを多くの方に伝えるために、SNS運用や採用広報、社内の情報発信に取り組んでいます。 息子が失くしたものを見つけるのが得意です。

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