「伝えたつもり」をなくし、方針を具体的な行動へ―2026年度 管理者研修を開催しました

2026年8月24日(月)25日(火)26日(水)、管理者(訪問介護・看護・デイ・居宅管理者)を対象とした「2026年度 管理者研修」を福岡・岡山・大阪の各会場で開催しました。



今回の研修では、中期経営計画・エリア方針を理解し、それぞれの事業所で実践できる具体的な行動へ落とし込むことを目的に、自己理解・他者理解や事業所方針の明確化について学びました。
また、9月に予定されているリーダー職研修につながる行動計画を考える時間も設けられ、参加者同士で意見を交わしながら、自身の役割や今後の行動について考えました。
「なぜ、ズレが生まれるのか?」を考える
研修の前半では、立場や環境の違いによって生まれる「認識のズレ」について考えました。
上司と現場では、見えているものや持っている情報、判断基準などが異なります。そのため、「伝えたつもり」「聞いたつもり」だけでは、認識が揃わないことがあります。
そこで、ズレが起きることを前提に、「想いを言葉にする」「言葉を行動にする」「行動を確認する」「ズレたら修正する」というコミュニケーションのポイントを確認しました。「主体的に動く」「報連相を徹底する」といった抽象的な言葉を、「何を・いつまでに・どうするのか」まで具体化し、方針を実際の行動につなげることの大切さを学びました。



MBTIを通して「自分」と「相手」を知る
自己理解・他者理解のワークでは、MBTIを活用して、自分自身の特徴や周囲との違いについて考えました。
同じ出来事でも、立場や考え方によって受け取り方は異なります。
自分では「こう考えるのが普通」と思っていても、相手にとってはそうではないかもしれません。
ワークでは、自分の特徴について振り返るだけでなく、同僚のタイプも確認し、「当てはまっていると感じたこと」や「意外だったこと」「今後の関わり方」について意見を交わしました。
自分の視点だけで判断するのではなく、「相手からはどう見えているのか」を考えることで、日々のコミュニケーションを見直すきっかけとなりました。


エリア方針を「自分の行動」へ
後半では、エリア方針をもとに、自分自身がどのような行動をすべきかを具体的に考えました。
施設長から示された方針や行動目標と自身の認識を照らし合わせ、「なぜこの方針なのか」「その先にどのような事業所の状態を目指すのか」まで考え、理解を深めました。


「分かっている」から「実践できる」へ
研修を終えた参加者からは、さまざまな気づきが寄せられました。
「伝えたい言葉を端的に、分かりやすく伝えることが大切だと感じた。今後、実践していきたい」
「行動を具体的に残し、確認できるようにしたい」
「自分の特性を把握したうえで、周囲とのコミュニケーションに活かしていきたい」
「他者とのズレを、自分からも確認・修正できるよう意識したい」
といった声が聞かれました。
また、エリア方針についても、
「施設長から方針や求められる行動を聞いていたが、具体的にできていなかった。戻ってから、改めて施設長と話をしたい」
「施設長から示された方針や行動目標について、管理者間でのすり合わせが十分にできていなかった。もっと詳細にすり合わせたい」
など、今後の具体的な行動につながる意見が寄せられました。


今回の研修を通して改めて確認できたのは、立場や環境が違えば、見えているものや考え方も変わるということ。
何もアプローチをしなければ、認識にはズレが生まれます。
だからこそ、お互いの視点を理解し、伝え、確認し、必要に応じて修正することが大切です。
今回の学びをそれぞれの事業所へ持ち帰り、方針を具体的な行動へとつなげていきます。
9月にはリーダー職研修も予定されています。
「施設長研修」「管理者研修」「リーダー研修」をつなぎ、それぞれの立場で目指す方向を共有しながら、チームとしての実践につなげていきます。 研修に参加された皆さま、お疲れさまでした!





