新任管理者研修――一人で抱え込まない!仲間を信頼し、根拠とともに育む「安心のチームづくり」

介護や看護の現場で、事業所を支える「管理者」。スタッフのサポートや業務管理、ご利用者対応など、幅広い役割を担います。こうした管理者に新たに就任したスタッフを対象とした「2026年度10月 新任管理者研修」が2026年10月14日に開催されました。
新任管理者が各エリアから広島に集まり、第1事業部エリアマネージャーのやぐらさんのもとで、「管理者の本当の役割」や「目指すべきチーム像」について学びを深めました。
社員の皆さんには自社の目指す組織像を、そして求職者の皆さんには私たちの育成風土や働く環境を知っていただけるよう、研修のハイライトをお届けします。

「自分が全部やる」からの脱却
研修の冒頭では、リーダーシップのあり方について共有されました。一人のリーダーが孤軍奮闘するスタイルから脱却し、目指すのは仲間を信頼し補完し合う「相互依存型」のチームです。管理者が一人で抱え込むのではなく、スタッフそれぞれの強みを活かし、助け合える環境をつくる重要性が語られました。
管理者の本当の役割:「現場が適切に回る仕組み」をつくる
管理者の仕事は、目の前の業務を片付ける「なんでも屋」になることではありません。本当の使命は、「現場を回すこと」ではなく、「現場が適切に回る仕組みをつくること」にあります。
スタッフが安心して力を発揮できるよう環境を整え、管理者自身は全体を正しく確認・修正する。そのために大切なのが、「過去の慣習」や「人からの聞き伝え」に頼るのではなく、「法的な根拠(エビデンス)」に基づいて判断する姿勢です。
『介護報酬の解釈』(通称:赤本・青本)や法令・通知といった正しい根拠に常に立ち返り、説明責任を果たせる運営を行うこと。そして内部監査も「評価」ではなく「早期に問題を発見して改善する機会」と捉えることで、事業所の安心とサービスの質を守っています。

受講者のリアルな声:研修を経て芽生えた覚悟
研修を終えた新任管理者からは、現場での葛藤を踏まえた前向きな決意が寄せられました。
「管理者の役割を深く理解できたからこそ、その難しさも感じました。伝わるコミュニケーションや先を見据えたマネジメントを意識し、一つひとつ知識を積み重ねて『この分野ならこの人に聞けば間違いない』と言われる信頼を築いていきます。」
「やることが多くバタバタしがちですが、優先順位を整理し、毎日少しずつ根拠に基づく学びを深めたいです。1人で抱え込まず、スタッフそれぞれの役割を大切にしながら、みんなで協力して事業所を作っていきます。」
おわりに:安心して挑戦し、共に成長できる職場へ
新任管理者研修は、単に知識習得の場ではなく、「一人で抱え込まず仲間を信頼する覚悟」を育む時間となりました。
管理者が「仕組み」を作り、仲間を信頼して任せ、根拠をもって誠実に運営する――。この取り組みが、スタッフ一人ひとりにとって働きやすい環境を生み出し、ご利用者への高品質なケアへとつながっていきます。
これからも、互いに支え合い、成長し続けられるチームづくりに全力で取り組んでいきましょう。






